オンライン講義でのファシリテーションTips 〜エンゲージメントを高める〜

4月の新入社員研修のオンライン化に急遽舵を切られた企業様、中長期的な視点で集合型の研修形態をオンライン化へ移行検討されている企業のご担当者様に向けて本ブログをお届けいたします。

ご検討されているオンライン化では、ZoomやSkype、Teams、WebexなどのWeb会議ツールを利用したオンライン講義をメインにお考えになられているのではないでしょうか。

本ブログでは、オンライン講義のTipsをUMUのアンバサダーでもあるShannon Tiptonさんの記事から一部抜粋してご紹介させていただきます。


オンライン講義は離脱しやすい

 オンライン講義では、そのファシリテーションの方法によって、いとも簡単に参加者は、その講義への興味を失い、離脱してしまいます。

そこで、重要な視点が、参加者のエンゲージメントを高めるということです。それは言い換えると、知識の交換を促進する時間や場(スペース)を作り、オンラインを退出した後にその知識を適用できるようにすることです。

なぜオンライン講義の場合では、参加者は離脱がしやすいのでしょうか。それはオンライン講義の場合、以下のような特徴があるからです。

・PCやタブレットの視聴では眼が疲れやすく、結果集中力が途切れやすくなる

・他の参加者が実際に横にいないためピア・プレッシャーが低い

・カメラで映っている部分以外の参加者の状況を捉えることができない

・受講者の行動をコントロールできない


講義中に心がけたいこと

 それでは、参加者を離脱させずに講義に参加してもらうために具体的にどのような講義とすればよいのでしょうか。以下7つのTipsをお届けします。

1)講師は楽しい人で好感が持てる人を演出しましょう

  ・楽しさのあるチェックイン(ウェルカムアクティビティ)

   ※講義冒頭のアイスブレイクには、講師側にとってもその後のオンライン講義を進めるための2つの大切な目的もあります。

    ①参加者にWeb会議ツール利用の練習をさせる

    ②技術的な問題点がないかどうかチェックする

  ・意表を突くような質問から始めます

   「週末はどうでした」といった典型的なものではなく、例えば、「人生最後の旅行先はどこがいいですか?」や「良くないとわかっているのにやめられない楽しみは何ですか?」といった問いかけをするのです。

    そして、それら質問を声に出して問いかけるとともにチャットに入力し、参加者にそれらの応答をチャットに入力するようにガイドします。そして、数分おきにチャットへの入力を促し、この反応するというアクション(双方向性)が、大変重要なアクションであるということを参加者に意識付けします。


2)思考力を大いに刺激させるような回答形式が自由なミニアクティビティのためのスライドを作成します

  PowerPointのプレゼンテーションでは、より多くのビジュアルと少ないテキストを使用することをお薦めします。スライドに大量のテキストがあるとそれを読むことに必死になり認知的負荷が高くなります。ましてや講師がそのスライドに書かれていることだけを話しているならば、参加者はあなたを必要としません。ウェビナーを録画し、スライドをメールで送信するほうがまだよいでしょう。

  講義におけるほとんどのパートは、ミニアクティビティで構成すると良いでしょう。エンゲージメントを高めるための鍵は、思考を喚起することであり、オンラインのバーチャル環境にて実践するためには、回答形式が自由でかつ具体的な質問をセットすることをお薦めします。

  質問例)

   ・顧客があなたのメールに反応しなくなった場合、あなたがとる最初のステップはなんでしょうか。

   ・画面上のチャートを見てください。与えられた情報でどんな結論を導くことが出来ますか。

   ・画面に書かれたビジネスシナリオがあります。その上司は、部下の問題をよりうまく処理できたでしょうか。あなたはどのように思いますか。


3)手を挙げてください!

  知っていれば手を挙げてください。リアルの場とは少し異なるパラダイムです。リアルな場では、参加者はそれを知っていれば答えを叫ぶだけです。バーチャル環境では、参加者に手を挙げてもらいます。


4)ホワイトボードを使用する

  受講者にホワイトボードでブレインストーミングを行ってもらいます。その際には、ホワイトボードの利用方法を伝えます。


5)投票を作ります

  この方法は、受講者を巻き込むのに大変効果的な方法です。アンケートを使用する1つの案として、受講者が学習パスを選択できるようにするということです。

  例)「本日、コミュニケーションスキルに関する5つのトピックがあります。どこから始めますか?」選択肢は次の通りです。


6)ペアリングと共有!

  受講者をペアにしてアイディアや意見をディスカッションさせましょう。そして、そのペアでディスカッションされた内容に関してチャットやホワイトボードを利用して、その他の受講者と共有しましょう。そして、「このオンライン講義を終了した直後にどのアイデアを使用しますか?」とコメントを求めます。


7)チャットを使いましょう!

  講師がチャット機能をオフにしたり、講師への直接の質問のみを許可したりすると受講者はイライラします。エンゲージメントを求めるなら、受講者に話させてください。オンライン講義で話すことができる唯一の方法は、チャット機能を使用することです。

 以下は、チャット機能利用に関するいくつかのヒントです。

 ・チャット機能を制限しないようにしましょう。講義に関連する場合と関連しない場合がありますが、大丈夫です。会話を制限しようとすると会話はすぐに停止してしまいます。チャットは流しましょう。

 ・チャットは、話すのと同時に「聞く」ことをあなたに求めます。これは、あなたが話すことを少なくし、読む時間を多くする必要があることを意味します。しかし、恐れないでください、未回答の質問を探していることを受講者に伝えれば、受講者はそれだけで安心します。

 ・質問は声に出して読み上げましょう。対面セッションで質問を繰り返すのと同じです。一部の受講者は質問を見逃しているかもしれません。あなたがそれを繰り返し答えることは非常に役立ちます。

 ・質問者の名前を質問に加えます。「山田さん、これであなたの疑問はクリアになりましたか?」

 ・チャットを楽しみましょう。みんないっしょにチャットに入力する場合は「JAZZ HANDS」や入力しない場合は「SO LOST」といったぐあいに。


いかがでしょうか、すぐにでも取り入れていただけるTipsではないでしょうか。

これまで、オンライン講義のご経験がない方々もすぐに完璧に実践できることではありません。例えば、そのこと自体を受講者の人と正直に共有し一緒に講義をもり立てて欲しいと伝えることもクラスの一体感を高める方法かもしれません。

今回、Web会議ツールを利用したオンライン講義中におけるTipsをメインにお届けいたしましたが、UMUをご利用いただくことでさらに講義をインタラクティブに進めていただくことができる豊富な機能を取り揃えています。さらに、UMUにもオンライン講義を実現するWeb会議機能が提供されています。

最後に、UMUでは講義本番の前後こそしっかり組み立てることが成果を出すための学習(パフォーマンスラーニング)につながると考えます。

無料相談会も実施していますので、いつでもご相談ください。


参考記事:https://learningrebels.com/2020/03/13/tips-to-level-up-your-virtual-learning-game/

※この記事は、オリジナル記事の一部の概要を紹介するものです。正確な内容はオリジナル記事をご参照ください。


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