【セミナーレポート】リモートラーニング〜学びの自由を得たとき、人はどう変わるのか〜

みなさま、こんにちは。

10月18日に、「 リモートラーニング〜学びの自由を得たとき、人はどう変わるのか〜」をテーマに、UMU初のオンラインラーニング体験型セミナーを開催しました!

今回のセミナーはいつもと違って、リアルの会場に集まらず、 ZOOMというオンラインミーティングツールを利用し、スピーカーも含め全員の方はリモートで 参加する形で実施しました。

合計50名近くの方々が参加され、予想以上に活発な意見交換が交わされました!

では早速当日の模様をお伝えします。


地方拠点における採用支援での活用事例のご紹介

今回のセミナーは二部構成となっています。 

前半はUMUの活用事例の紹介で、株式会社ビズリーチ地域活性推進事業部の知念 健史さんより、地方拠点における採用支援の取り組みについて発表して頂きました。

ビズリーチは地方の企業様の採用活動をサポートするために、自治体と協力し、ダイレクトリクルーティングなどの採用ノウハウセミナーを開催しています。

しかし、開催あたりの対応できる企業数が限られているのと、講師・スタッフ・機材等の移動コストが非常にかかっている課題がありました。

そこで、UMUを使って、オンラインコンテンツを準備し、企業様へコンテンツの配信を始めました。  

「オフラインとオンラインセミナーを組み合わせることで、地方の企業様の ニーズを満たすと共にリーチの最大化を狙い易くなっています。」

とUMUの導入効果についてお話しいただきました。  

今後の展開について、「オンラインセミナーの利用者の満足度を調査し、最適な配信コンテンツに ブラッシュアップをしていきたい」と意気込みを示しました。 

「オンライン」or 「オフライン」ではなく、「オンライン」× 「オフライン」ハイブリット型の活用方法は、今後はさらなる展開を期待したいです! 


テクノロジーが学びを進化させる!リモートラーニングによる研修のアップデート

ここからのモデレーターは、オンライン反転授業コミュニティ5千名の会員を持つZOOM革命著者の田原真人さんが務めました。

「リモートラーニングによる研修のアップデートーテクノロジーが学びを進化させる」というテーマで話して頂きました。 


そもそも「リモートラーニング」とは何か?

今までのeラーニングとどう違うのか? 

と疑問を思う方は多くいらっしゃるではないでしょうか? 


今までは、 「研修」と言われると、eラーニングor 集合研修の二択しかないという前提で考えていましたが、 テクノロジーの進化によってこの前提は変わってきています。


例えば、ZOOMというオンライン会議ツールを使えば、以下のような今までオフラインでしかできなかったことがオンラインでもできるようになりました。

・100人(最大1000人)規模の研修

・ブレックアウト機能によるグループディスカッション

・みんなで書き込めるホワイトボード 

また、UMUのインタラクティブセッション機能を使って、オフラインでもオンラインでも 参加者の意見を集約して、キーワードクラウドやグラフで可視化することができるようになりました。  


研修の形は100%オフラインの集合研修から、集合研修にオンライン参加者を繋ぐハイブリット型研修へ一段進化できました。

そして、次の段階は完全オンライン研修、リモートラーニングになります。

完全オンライン研修の考え方は、今までの研修を「オンライン化」するのではなく、 

研修の目的によって最適なツールを選ぶことと、 日常生活の中に経験学習サイクルを組み込むことが大事だと考えます。

例えばこのようなリモートラーニングの実践例があります:

<出所:田原さん資料より>

eラーニングのようは動画視聴だけでもないし、集合研修のようなワークショップだけでもない。

インプットとアウトプット、チームで相談&助け合いができることがリモートラーニングの特徴と言えます。

これによって、eラーニングと集合研修両方のデメリットを解決することができました。

<出所:田原さん資料より>

田原さんのお話の途中に、いくつかブレークアウトセッションを行いました。

まず参加者のみなさんに「リモートラーニングに可能性を感じますか?」 を聞いてみました。

結果、9割以上の方が「とても感じています」と回答しました。

続いて、「リモートラーニングを導入するにあたって、感じている課題はありますか?」 の問いに対して

確かに、リモートラーニングは

・使い始めまでの抵抗が高い 

・体験してないと想像できない

といったことは正直皆様が共通に感じている課題ですね。


リモートラーニングの未来はどのようになっていくでしょうか? 

リモートラーニングは今すぐ主流になる学びではないかもしれませんが、田原さんの話によると、下記のような変化はすでに起きています:

・対話型のオンライン反転授業を繰り返すと、オンラインの信頼が広がっていく

・オンラインの信頼関係を元ににしたコラボレーション

・リモートチームによるプロジェクト

・リモート組織による組織マネジメント 


そして最後のセッションでは、 「リモートワークや人工知能(AI)の進化で、これから5年後の人材育成・研修はどのようになっていると思いますか?」についてディスカッションを行いました。

UMUの質問機能を使って、それぞれで意見を書き込み、そしてディスプレイ機能で参加者全員で共有しました。

<書き込んだ内容がキーワードクラウドで表示されます>

<参加者の回答が1件ずつ表示することも可能>


・より個人のスキルアップに特化した研修が増えていく

・AIを活用しながら最適な学びの環境を提供できるようになっていく

・「ラーニング・サポーター」や「ラーニング・アシスタント」と呼ばれる役割が重要になってくるといった未来に向けてのメッセージを多く頂きました。 


今回のオンラインセミナーはUMUとしても初めての企画でしたので、オペレーションの面ではスムーズに進められなかった所もありましたが、

Zoomの先駆者でいらっしゃる田原さんからは、「リモートラーニングはトラブルはつきもの」という話があったように、「全て経験学習」のマインドセットはこれからどんな場面でもとても大切だと改めて実感しました。



リモートラーニング、ブレンドラーニング、ラーニングテクノロジーの活用方法についてご興味ある方は下記までお気軽にご連絡ください!
UMUカスタマーサクセス cs@umu.co



田原真人(たはらまさと) 

自己組織化ファシリテーター オンライン教育プロデューサー

「反転授業の研究」代表

「フィズヨビ」代表

与贈工房メンバー


プロフィール:

早稲田大学理工学研究科博士課程で生命現象の自己組織化について研究後、河合塾の物理講師になり、2005年に物理ネット予備校(フィズヨビ)を立ち上げる。

反転授業との出会いをきっかけに、ピラミッド型の社会システムや教育システムに疑問を抱くようになる。自らの学び場を自分で創るために「反転授業の研究」を立ち上げる。

そこで対話を通した自己組織化と出会ったことで、学生時代に学んだことを生かせるようになった。オンラインコミュニティに自己組織化が起こり、集合知→価値創造→価値提供の循環を生み出せるようになった。その体験を分かち合うために自己組織ファシリテーターとしての活動を始める。

現在は、完全リモートの生命型組織「与贈工房」で学びや組織のパラダイムシフトに取り組みながら、約400人の仲間とともに「自己組織化する学校」プロジェクトに取り組んでいる。 動画や、Zoom(Web会議室)、UMUなどのプラットフォームなどを組み合わせながら、オンラインに安心安全の場を創り、心を開いて対話し、揺らぎを増幅して場の温度を上げていくと「場の<いのち>」が創発する。これは、生きものが持っている根源的な仕組みであり、自然の摂理そのものだと思う。

しかし、自然の摂理から隔たったピラミッド型の社会の内部では、そのような仕組みは忘れられていることが多い。自然の摂理に沿った生き方をすれば、それぞれが自分と繋がることができ、多様な個が繋がって共創造していく共存在の世界を創るはずだ。

その世界観を広げるために、志を持った人の周りにオンラインの場を創り、リアルとオンラインを循環させながら活動をエンパワーしていく。

■お問い合わせ先:https://yozokobo.com/contact/


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